パソコンもライティングも苦手なのに美容ライターを続けてこれた理由

美容ライターの仕事

美容ライター通信講座で受講者さまとお話させていただくと、これから美容ライターをはじめていく期待とともに「続けられるか不安!」という声も多くあります。

もちろん、何事も新しいことをはじめるときは不安を伴いますが、私も何度か「続けられない…」と悩んだことがあります。

というのも、そもそも私は接客業メインでしたのでパソコンはほとんど触ったことがなく、スマホで文字を入力する方が早かったのです。

学生の頃は、国語の点数が良かったわけでもないですし、読書家でもありません。

ライターをはじめたときも、パソコンを買って「よし!頑張ろう!」と意気込んでいたわけでもありません。

たまたま夫が使わなくなったパソコンをくれて「何に使おうか?」と考えはじめたのが、ライターへの入口となりました。

そんな中途半端野郎なもので、続けていく上での葛藤はかなりありました。

何度も「向いてない…」「辞めたい…」という波は訪れましたが、なんだかんだで5年くらい続けてこれました。

なぜ続けてこれたかというと、仕事の中でも好きなことと嫌なことを分析して取捨選択してきたからだと思います。

たとえば、私は最初の頃3000文字以上書くのが苦痛でした。なので、1記事1000文字程度のメディアと契約してきました。

また、コスメの写真を撮るのが苦手なので、フリー画像を使えるメディアかどうか。コスメのまとめ記事が苦手なので、知識を活かせるメディアかどうか。

仕事の中でも、細かくやりたいことだけ選択してきました。

なんだか、出来ることが少なく仕事の幅を狭めているようにも見えますが

出来ることを「強み」として磨いていくと、自分に合ったメディアに選ばれる確率が上がるんです。

だから、こんな中途半端野郎でも仕事がとぎれなかったのでしょう。笑

なので、自分がやりたいことや得意なことだけを磨いて周りと差をつけるブランディング力も、今後はライターにも必要なのかなと思います。

 

中村 菜月

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「家でオシャレに働く」をテーマに多数Webメディアにて執筆してます。 ▷美容メディア「MARLEE.web」運営 ▷日経xwomanで子育て×キャリアの情報...

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