もう一度夢をみたくなった日

女性の働き方

今日は美容系ではなく、自分の想いをただただ書いてみようと思うので、あたたかい目でご覧下さい。笑

私が美容の仕事をしていこうと決意したのが高校3年生の頃。行ってみたい美容専門学校が新潟にあって、きっと両親には反対されるだろうと思い1人で新潟まで行ってオープンキャンパスに参加したのです。

美容の世界は自由な世界だと思いました。好きなファッションで働けて好きなコスメを沢山扱える。そして誰かに美を通して人生を彩ることができる。

なんて素晴らしい世界なんだ。そんな思いで美容業界に飛び込みました。

そんな想いは社会人一年目で脆くも崩れ去りました。肌や美の知識をまだまだ学べると思ったら営業トークと自社の化粧品知識だけの研修会。朝から終電まで働き休みの日も電話やメールが鳴りっぱなしで自由もへったくりもない。

締め日には会社の化粧品を売上として買わされるので結局他のコスメや洋服で使えるお金なんてなくて。

お客様の人生を彩るどころか、どうクロージングして売上作るかの作戦会議をしていて

私の言葉を信じて通ってくれるお客様への申し訳なさを、今でも覚えています。

よくよく考えたら、それが会社で、それが東京だなって思いました。(偏見もあります。笑)

1度この世界に幻滅し、美容の世界を離れたこともあります。(と言っても美容室のフロントへの転職だからちょっと離れただけ。笑)

でもなんだかんだ、心のどこかで答えを探していたような気もするし、お金ないのに県外出ちゃった両親に対する申し訳なさで続けてきた気もするし

別に、凄い信念があってここまできたわけじゃない。

でも続けて来たからこそ、何を追求していきたいのかが明確になって、どんどん新しいことを学んできました。

子供が産まれてからは、美容の仕事につくことを諦めていました。土日出勤や平日遅くまで働かなければならないし、集客が悪質なところもやだし。笑

でもそんな時にコロナがやってきた。コロナがきてから私の世界はオフラインではなくオンラインになりました。

この場所で、私の出来ることをしていきたい。そう思ったらやっぱり美容の世界ができました。

そしたら、それを求めてくれる人もいて、その世界で繋がりが持てて、ここにきて私が高校生の頃に抱いた美容の世界が実現できそうな気がしたのです。

美容の世界は自由で、好きなファッションとコスメで働けて、誰かの人生を彩ることができる。

それは、今私がしている事のその先にある。

いや寧ろ実現している気がする。

毎日、そんなふうに感じるのです。

 

高校生の頃に抱いた想いをもう一度抱くことができた。15年かかったけど、あの時の想いをもっとすごい形で叶えてみたい。自分のためにも、同じように美容業界に幻滅した人のためにも。

人をキレイにする人も、キレイになることが好きな人も、そのゴールは”幸せ”にあると思っています。それが本当の美しさだと思うから。

 

 

 

ps.結局美容の話になってしまいました!笑

中村 菜月

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「家でオシャレに働く」をテーマに多数Webメディアにて執筆してます。 ▷美容メディア「MARLEE.web」運営 ▷日経xwomanで子育て×キャリアの情報...

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