「もし子どもが車内に閉じ込められてしまったら」を子どもと考え実践しました。
先日、幼稚園バスの痛ましい事故が起きました。
毎年夏が来るたびに、子供が車内で放置されてしまう事故が今年こそは無いようにと願っているのですが
毎年のように、悲痛な事故が繰り返されてしまう現状にただただ苦しく思うばかりです。
でも、このようなニュースが届いたことで我々ができることは、ただ不安に過ごすだけでなく、ネットに文句を書き込むことでもなく
「自分達に何ができるのか」を考え、行動することだと思います。
なので、今回の事故をきっかけに「子どもが車内に閉じ込められる事例」を調べ、家庭でできることを見直そうと思いました。
今回、改めて意識したこと・子供と実践したことは以下の4つ。
・自家用車の鍵は必ず閉める
・車の鍵は子どもの手の届かないところに置いておく
・シートベルトの付け外しの練習をする
・クラクションのならし方を教える
・ハザードランプの付け方を教える
家庭での事故も対策をする
車内で熱中症となり死亡してしまう事故は、幼稚園バス以上に自家用車での事故が多く、車内に子供が入り込んで出られなくなることがあるそうです。
もしかしたら、近所の子がかくれんぼなどで鍵が開いた車を探す場合も考えられるので鍵は必ず閉めるようにします。
また、子どもは意外と大人のやっていることを見ています。なので、自分で鍵を開けて入らないように手の届かないところに鍵を置いています。
幼稚園バスの事故対策
うちの娘は5歳で、園バスを利用しています。また、息子も3歳になり来月からバスを利用して幼稚園に通う予定です。
そもそも、園バスを利用しないことも対策になるかと思うので家庭の事情や幼稚園の立地などトータルで考えて安全な方を考えればよいかと思います。
うちの場合は、引き続き園バスを利用した方が安全だと考えたので子どもと幼稚園バスの事故について話し、対策方法を伝えました。
2歳から使えるチャイルドシートとなってから、シートベルトの練習はもともと行っていました。自分でつけ外しできるからこそ運転中のルールやマナーは早めに身につくことができていると思います。
エンジンが止まっていても外にいる人に知らせる手段として、クラクションとハザードランプの使用は今回初めて教えました。
子供はクラクションをならすことができない
ハザードランプの、赤い三角マーク。クラクションのラッパのマークは覚えられるのですが、問題なのが子どもの力でクラクションをならすことができませんでした。
なので、後部座席の頭部に両手を添えて後ろ足でならすよう教えると3歳の子でもできたので今回はこの方法で。
他にも水筒などで押せるようなので、子どもたちとならし方を考えていこうと思います。
また、バスの運転席やハンドルがどのようになっているかチェックしておくのも今後の訓練に必要だと思いました。
子どもを守るために大人ができること
今回、なぜこのような訓練をしたのかを子どもにも話しました。
事故について、理解できていなかったとしても子どもなりに自分のために教えてくれてるんだなと、真剣さを感じてもらえると思ったからです。
「まだ分からないから」「大人が気をつければいい」と大人が勝手に決めつけず、自分を守る方法を子供に教えていくことは、私は大切なことだと思っています。
子供に何かあったとき、親を責めることや園を責めることは誰にでもできます。でも、どうしたら防げるだろうか?と子供と話し合うことや実践していくことは、自分にしかできません。
だからこそ届いたニュースは正確に捉え、命に変えて教えてくれたことを私たちは繋いでいかなければならないと思います。
この記事へのコメントはありません。