人生が変わる出会いとは?
【面白き こともなき世を 面白く すみなすものは 心なりけり】
高杉晋作の有名な句ですが、「面白いことがない世の中でも、自分の心次第で面白くできる」という意味です。
つまらなかったり、真面目に考えすぎてるときに、よく頭に浮かぶ言葉です。
私は田んぼが広がる田舎に生まれ、毎日「つまらない」と言いながら18年過ごしてきましたが
初めて、自分のやりたいことに出会い、両親に反対されながら県外の美容学校へ進学しました。
それでも、両親はレンタカーを借りて引っ越しの手伝いしてくれたんだけど、唯一置いてってものは、映らないテレビと電気ケトルだけでした。(映らないテレビはできれば持って帰って欲しかったなw)
電気ケトルの電源を何度も押してグツグツさせながらパスタ茹でてるような毎日だったけど、頑張って生きようとしている自分にちょっと感動して、不器用な自分を好きになりました。
やりたいことに真っ直ぐ生きていると、周りの人が助けてくれます。
米や果物をくれたり、ご飯を奢ってくれたり、車で送ってくれたり。10代最後にして心からの感謝を覚えました。
最初は、お金もないし、知ってる人もいないし、知らない場所で、才能もないけど、目標に向かう時間は今しか味わえないもので、何にも変えられない宝物です。
あれから15年ほど経ちましたが、ずっとその時のことが心にあるから、継続が苦手な私でも美容の仕事を続けられるんだと思います。
何もしていなかったら、15年前なんて記憶にもありません。笑
だからこそ、出会った人、出会ったもの、出会った情報。
人生って、出会ったことに対してどう反応できるかによって変わっていくなと今でも思います。
行動した結果、全てが想像していたように進むとは限らないけど
人生が終わるときに、「やりたいことをやらせてくれてありとう」と自分に言える人生であれば、満足かなと思います。
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