お金があるからやりたい事ができるワケではない。

やりたい事の見つけ方

私は割と好きな事を学んで、好きな美容の世界にずっと居座っているのですが最初からお金があって周りも賛成してくれていたわけではありません。

 

専門学校はメイクアップ学科がある新潟の美容専門学校に進んだのですが時は2007年、リーマンショックの不景気時代でした。

 

家族は生きるのすら大変だったと思います。なので新潟への進学はめちゃくちゃ反対されたのですがセブンイレブンでパートさんかってぐらいバイトして進学資金を貯めました。

 

進学したらしたでお金もかかります。授業の制作費や生活費、交際費、美容学校なので皆オシャレで洋服だって買わなきゃいけなかった。なので今はなきコンビニ、セーブオンでバイトして廃棄のお弁当もらって生きてました。(コンビニ大好き。笑)

 

実家からの仕送りもなく頼る人もいなかったし食べるものなくて10キロぐらい痩せたけど、本っっ当に新潟の人達には優しくしてもらって好きな事学べて楽しく過ごせたと思います。

 

そして卒業式は袴をレンタルするより上京資金にしようと思い、皆とちゃんとお別れすることもしませんでした。いつか新潟に恩返しがしたいです。

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〈卒業制作発表の写真出てきた。笑〉

 

そこまでしてやりたかったかって言われたら、そんなポジティブ要素ではなく家にいたくないネガティブ要素の方が大きかったと思います。でも、自分で決断して行動するってゆう経験は、どんな理由であれ自分を大きく変えます。

 

そこまでしたからこそ、未だに美容業界への探究心が消えないのかもしれません。「好きな事のためにここまでしたんだ、自分は」ってゆう経験が、よりこの世界を好きにさせてくれました。

 

結婚適齢期になった頃は、投資貯金用の通帳を作りました。子育て期に資格をとったり勉強できると思ったからです。今はその貯金に助けられています。(もう無くなるけど。笑)

 

そうやってお金はなんとかなります。でも時間は過ぎたら取り戻せません。人生で1番若いのは今この瞬間、これからどんな人生を過ごしていきたいですか?

中村 菜月

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「家でオシャレに働く」をテーマに多数Webメディアにて執筆してます。 ▷美容メディア「MARLEE.web」運営 ▷日経xwomanで子育て×キャリアの情報...

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