コロナ時代がワンオペ育児を楽にしたワケ

子育てと仕事の両立

コロナ時代、めちゃめちゃ不便になったことと思います。どこに行くにもマスク、ソーシャルディスタンス、消毒、検温。ママ友とも頻繁に会えなくて、子供が遊べるところも少なくなりました。仕事してる方はもっともっと気を使うと思います。

でも、私はどんどん自由になって行くのを感じました。そして今、すごく楽しく暮らしちゃってるんですね。

1歳と3歳の子を持つ私はずっとワンオペ育児をしています。ワンオペって聞こえは悪いイメージですが夫が仕事人間であることを最初から分かった上でワンオペを自ら選択したんです。ところがめちゃくちゃ想像以上に大変!笑

私にとってはオフラインの世界が不自由な世界でした。

今まで実は楽しさが見いだせない毎日で、支援センターや保育園の園開放に行くのも2人連れてお買い物行くのも家の中で会話が出来ない人達と過ごすのも(ペット含む。笑)気晴らしにお出かけしたら無駄にお金使っちゃうから毎日同じことの繰り返しで。遅くに帰ってくる夫が自由に見えて羨ましくて、私も現実逃避のように起業ごっこ(妄想?)をしてました。

そしてコロナの時代に突入。その時ちょっと「良かった」と思っちゃったのが、支援センターに行かなくていい理由が見つかったことでした。

みんな子供がいれば行ってるし、お母さんたちも子供達も楽しそうで、ママさん同士のその場だけのやりとりとか何か意味あるん?とか思っていて自分だけきっとその状況についていけてなかったんだと思います。

そこに行かなくて良くなったことでホッとしたのはもしかしたら自分だけかもしれないけど、行かなくなってから逆に他の喜ばせ方を考えられるようになりました。

そして、みんな一斉にオンラインに目を向け始めました。私も子育てが落ち着いたらお店を開こうと思って準備していたのでどうしたもんかと思ってましたが、この状況で出来ることないかなーと考え始めました。

とりあえず手続きが面倒で後回しにしてた生協をはじめて、講座に通えなくなったのでビジネスや心理などオンラインで学び始め、外にも出れなくなった頃はポコチャというアプリでライブ配信をはじめました。

ライブ配信は特に他のママ達とお話できるし、出産してからほとんど「○○ちゃんのママ」「奥さん」という呼ばれ方をしていたので「なっちゃんに会いに来たよー」って言ってもらえるのが新鮮で嬉しかったんです。

そしてオンライン上で自分の出来ることを提供して、それを買いたいと言ってくれる方が現れ満足していただける。

コロナがやってきて8ヶ月ぐらい経ったでしょうか。

まさかこんなにも呼吸がしやすく、自分を取り戻せたような気持ちになるとは思ってもみませんでした。

みんなに会えなくてもInstagramで繋がって、悩んだ時に発信すれば皆が教えてくれて、なんて心地よくて自由な時代なんだって思うのは自分だけでしょうか。

オフライン時代が不自由だった人はオンライン時代に自由になる。そんなふうに思いました。

 

中村 菜月

40,413 views

「家でオシャレに働く」をテーマに多数Webメディアにて執筆してます。 ▷美容メディア「MARLEE.web」運営 ▷日経xwomanで子育て×キャリアの情報...

プロフィール

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。